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なんか手帳に縁がある。
だって、文具王手帳に続き、超整理手帳カバーも作ってるからね。
でも、僕は手帳を使ってないし、超整理手帳のことも分かってない。
だから、超整理手帳を作った野口悠紀雄さんの本を読んでみた。
そしたら、考え方が似てて面白いんです。
参考になる考え方もたくさんあった。
超整理手帳ってスーパーコンシューマーのコンセプトと同じで、
ライフスタイルの変化に合わせて手帳も変えようということなんですね。
なんか、文具王さんや南さんと普段話ししてることと共通点が多かったです。
ビジネスシーンは変わったけど、手帳は変わっていない。
受け身な生き方をしてると、あっという間に月日がたつから、
「時間を有限な資源として利用する生き方」はとても大切。
グローバル化にともなって、日本社会も変化してきて、組織の一員として受動的に仕事をしていればすんだ時代から、能動的に仕事を進めなければならない時代になってきた。
こういう背景からタイムマネジメントの関心が高まっているけど、手帳って昔に慣習にとらわれていて、現代に最適化されてないのじゃないの?っていうところから生まれたのが超整理手帳なんですね。
すごくビジネス的な考え方です。
手帳で管理する要素を、
- スケジュール
- メモ
- TO-DO
に分割した上で、超整理手帳の基本形では、
手帳の左にスケジュール、手帳の右の上にはメモ、右の下にはTO-DOとなっている。
スケジュールの考え方
ビジネスはA4用紙がスタンダードなので、超整理手帳はA4四つ折サイズになっている。
A4対応するべきというのは、文具王手帳やアブラサスにも通じる。
また、スケジュールは一覧性が必要なので、8週分を1シートとしてセットできるようになっている。
重要な仕事を達成するために、スケジュール表はできるだけ白くして、
まとまった時間をいかに作るかを考える。
タスクで埋め尽くすと、考える時間がないからだ。
だから、タスクは「プラン」と「プログラム」に分けて、「プラン」をマイルストーンとしてセットした上で、必要なプログラムを設定していく方法を薦めている。
メモの考え方
メモをすることで、アイデアが生まれるというのは、アイデアマラソンの樋口さんにも共通する考え方。
だから、とりあえず、メモをしろ、というスタンス。
メモは小さいほうが携帯性がいいけど、なくしがちなので、
母艦(マザーシップ方式)という考え方がでてくる。
必要なときだけ出撃するために、超整理手帳のメモ帳は取り外せるようになってんです。
TO-DOリストの考え方
やりたくない仕事を後回しにしないために、TO-DOをリストを一覧化することはすごく重要。
これは僕の深刻な悩み。
追い込まれないとできないのだ。
やっぱ、リストは作ろう。
モジュール手帳という考え方
アイテムは時代によって最適化されるべきだが、
個人によっても最適化されるべきという考えが超整理手帳にはある。
これはとれるカメラバッグと同じだ。
だから、超整理手帳では、自分にとって必要なものをカンガルーホルダーにセットできるし、
メモ帳だけ持ち歩くこともできる。
個人によってカスタマイズできるんです。
PCで全タスクを管理して、その一部だけ印刷して携帯することもできる。
多様性な時代にはマストな考え方なのかもしれない。
こんな感じで、ビジネスシーンを考え抜いているのが、超整理手帳なんですね。
でも、超整理手帳ができたときよりも、ITは進化している。
デバイスも増えている。
だから、超整理手帳のカバーも改善の余地がある!
引き続き、超整理手帳カバープロジェクトを進めていきます。